懐かしいカメラ

 

 

 

 

 懐かしい愛機の写真が出て来ました。
Canon EOS1000s と Panasonic FZ8

 これはExifから紐解くとデータから
2007年当時の撮影のものである事が判る。
この頃のネガ、無いんですよね、、少し探したんだけど。。

 某師匠が言っていた話しに
いつまでも写真を残す最善の方法は「引っ越さない事だ」と。
妙に納得だ(笑)
引っ越してはいないけど、生活環境の変化や都合や
何かの拍子で動かす事が数回繰り返されると
こういうものまで不思議に無くなったり見当たらなくなったりするものですね。

 プリントで残っているものもL版のみで
ラボでくれるペラペラ紙アルバムのものしかない。
厳密に探せば20年前25年前のEOSのものもあるのだけど
僕が30代の時の離婚の際に間引きされてたり
手に取る事の出来ない場所や人の元にあったり焼かれたり捨てられたりだろう。

 ネオデジのデータも
最大サイズで撮ってなくて長辺で2000ピクセル位で撮っていて。
それでも数1000枚以上のjpegが当時の下手なまあまあの状態で残っていて
ライトルームに取り込んでしみじみ見ていました。
折角RAWで撮れるネオデジなのに、当時知識も無く
15インチPC画面での鑑賞で充分ならと
最大サイズではなく中サイズのjpegで撮っていた事を
今改めて実に残念に思う。

 今後僕はフイルムで撮る事は無いだろうと思う。
僕の生き様だと、おそらく
デジタルデータの壊れる事や紛失する事よりも
フイルムデータの見返せなくなる懸念の方が多いだろうタイプだからだ。

 サイズや画質をさて置いてでも幾つかのネット上のサイトに
同じものをミラー的にアップして来ているのは
そうした今日までの紛失からの事もある。
フイルムは僕にとっては
不偏でも永遠でもなかった。
実にほんとバカな事です。
 
 ネオデジ時代の写真が結構残っていた事すら奇跡かも(笑)

 こんなタイプの
財産を残せていない人って
 きっと
僕だけでないとも思うんだけどね(笑)



 この2台
今も売らず処分せず手元にあります。
今後も撮らないんだろうけど
ずっとあるんだろうな。
写真が逆に残っていなくても。。。。

 残っている写真が数枚でも
このカメラを握ったり覗いたりすると
脳内の白い印画紙に
不思議な何かが浮き出て来るから不思議です。

 写真だけが想い出ではなく
ボケて記憶がなくなるまでの間の
脳内のストレージが一番の僕の写真展なのかもしれない。

 誰の評価でもなく、

 僕のメモリアルとして。







cozy