マツダ オートザムキャロル


2006年
走り屋卒業でころっと古いKカーにハマル。
某フォトサイトのバックパネル写り込みアイコンはこの車。


アルトのプラットフォームは使っているが

マツダ最後のオリジナル外板モデル。

アルトではないと言い切れる最後のキャロルである。

 

マツダ自社生産の軽の

38年の歴史の中の最後の車でもる。

御覧の

通り、

でろんでろんの泥道やあぜ道ばかり。

写真撮影の足として

撮影フィールドばかりを日々走っていたので

車がきれいなことは少なかったかな。

 

常にカメラ3、4台と

レンズ8本10本、

三脚2組とかを積んでいた。

車屋さんの店頭のプライスカードは

ひと桁万円。

探しに探したマニュアルミッション仕様。

 

車検2年付けての乗り上がりで

多分15万円くらいだったと記憶しています。

 

この車の最後は

撮影の帰り道に隣町で

ギアが2速から抜けなくなって

電話の繋がった一番近くのディーラーまで

2速ホールドのまま30分位走った。

ハザード出したまま路肩に寄せながら走り

信号待ちしないよう先読みしつつ

どうしようもない時は

手前でそのままギュっとブレーキ踏んでエンストさせ

キーを捻るを幾度か。

 

で、修理するより

元の車体価格から買い替えるわけになるわけで

次のOptiへとなる訳です。

 

この相棒と共に写真の趣味も加速し

この車に乗って走って

写真を撮らないで帰った日のほうが少ないくらい。

沢山の写真成果があり

沢山のフォトコン、雑誌掲載を頂けた。

十分に褒賞で元が取れたといってもいいと思います。

 

沢山走ったし

沢山車中泊もしたし

沢山の見聞や

沢山のラジオや音楽や 

 雨風昼夜。

 

 

この車との物語りだけでなく

この車と共に出かけたフィールドで撮れた

写真一枚一枚を

この先見返しながらお話する機会も作りたくています。

 

 

 

 

 

cozy

いうまでもなく

色んなフォトサイトや

SNSのプロフィールアイコンのベース車で、

バックパネルに夕焼雲を映しこんだ一枚は

 

「積んで帰るぞ」

 

そんなタイトルをつけていた。