「下から30枚」


GANREF投稿記事から

私のGANREF参照マイページ

 

http://ganref.jp/m/cozyphoto/portfolios


GANREFの前身の「ふぉとカフェ」時代、デジタルカメラマガジンの
フォトコン応募窓口として利用し雑誌入選履歴のある人には事務局から
GANREFがサイトとして立ち上がる前に招待があり立ち上げ当時から利用した事と
トップページには話題の機材として機種話題からメンバーの写真を紹介の機会に
自分も多く見てもらう機会もあり、そんな2009年の事、
早くにTOP OF GOLDを達成し達成記念ギャラリーを設けてもらう機会がありました。
事務局様側からは、セレクト枠の制約制限は無く、枚数が幾らまで程度というだけで
どんなコンセプトでもどんなチョイスでも自由という事から
人気の沸きそうなものだけをセレクトしようかなとか
へんなイヤラシい下心もぐるぐる巡りましたが、
僕の頭の中にずっとあった少し冒険的な発想として踏み切りました。

この時に、コメントとして当時こんな事を念頭に
ギャラリーに掲載してもらう作品をチョイスしたのです。
当時の内容がさすがに全枚数は残っていませんが、まだ一部がそのまま残っていますので
掲載とともにキャプチャを添付しますと写真にあるように
こう手記していました。


「TOP OF GOLDに達成記念としてギャラリー掲載頂く事になりました。
ガンレフにアップしてポイントや人気の無いカットなのに外せない写真を集めてみました。
そうした写真こそ本来の自分自身の平均点であり、
自分の本来の常、そんな1枚なのではないだろうか。
こうしたセレクトから、
ポイントから見えない自分のフォトライフが見えて来る面白さを感じます。」


として、
30枚を閲覧順列のタグを下から30枚セレクトしてギャラリーに掲載してもらいました。

その後ずっとこのアルバムは忘れていたのですがふと気付くとポイントの殆ど無いけど
思い入れのある写真を組写真として3本の矢として加速させたり大事に扱っていました。
そうした写真は一枚の撮影の感情から想い出や思い入れや
その撮影前後の撮影写真や類似写真も含めドラマで言うスピンオフの物語が作れるものも多く
自分の写真を大事に扱う上で組写真として組んで後に応募し何作か入選を果たしました。
不思議なものですよね、メンバーさんが見向いてもくれない写真達だったのに。

 だから自分で好きな写真ってポイントやコメントや人気やを関係なく
好きでいて良いし、大事にして良いし大事にすべきなものなんですよね。

それから幾年かが経ち、今でも枚数制限からGANREFの使い方として
一枚を大切に扱いつつも時折削除したり整理したりしなければならない訳ですが
その整理や削除の際もやはり順列をポイントの少ない下から見直して下げるべきか、
思い入れはどうかとしてるのは僕だけでなく皆さんもきっと同じだと思います。

下から30枚と言うのは枚数制限からアップしない在庫やコレクションも含め
人気のあるもの、多くに評価されたものとの間で、とても自分の写真としてフォトライフとして
アベレージの真ん中にある一番冷静な自己の平均点評価なのでは無いかなと
僕は今でも思います。


 みなさんも、自分のポートフォリオの順列をポイントの下からの閲覧順にして
自分の写真の大事さや伝わらなくてもいつまでもこの先も好きな写真なのか
下げても仕上げ直してもっと写真に一人歩きしてもらいたいものなのか、
色々の自分の真の平均評価として「下から30枚」を時々考えてみませんか?

だから
「下から30枚」は、今もこの先も自分を冷静に見る事として
自分を俯瞰で客観視する事としてもとても面白いと思うのです。

時代やシステムや評価や交流を有効に有用に使って
ネットと携帯とスマホと写メ文化にこれまで継承された写真文化まで翻弄されずに
僕たちがブレない写真文化を支える一人一人になれるよう未来へ
日本の写真器材と日本だからの文化、日本語特有のワビサビ表現の言語と共に
もっと先の未来へメンバーさんみんなで繋いで行こうじゃありませんか!

 この先も泣く泣く下げて行く枚数制限も。自己評価と。それとは別に
頑なに自分の写真を固めて行く指標としてあれこれブーブー文句も言いながら
自分とGANREFさんとメンバーさんとで日本の日本ベースの写真文化として
全てが良い方向に加速し成長して行けるよう願いたいですね。

 僕もそもそもは他のフォトサイトをメインとしていましたし
今も枚数に制限されずに記録保存したい事から他のフォトサイトも併用しています。
みなさんも海外のサイトも含め幾つかに席を置いているでしょうし
ツイッターやフェイスブックも併用しているであろう事はもう当たり前の事として
その上でのだからこそのGANREFの有効な利用し方も大事にして行きたいものですね。
もうGANREFもインフラの落ち着きも見えるし、
これから先はメンバーの新陳代謝はもちろんあるにしろ
それを繰り返しながらGANREFもようやく安定した愛好家の良い住処となり始めるはずです。

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話は反れますが
ここ何年か、自分からメンバーさんへコメントを残す事がめっきり無くなった事に
気付かれた方も多いと思います、スイマセン。
これは通称ポイント稼ぎの外交と影で呼ばれないようにの自粛な事がひとつと、
ほんと純粋にありがたい事に、沢山沢山のメンバーさんから頂ける
丁寧でありがたいコメントへのお返しが精一杯であった事とご理解頂ければ幸いです。
頂いたコメントの量には同じ量の言葉をお返ししたいと考えると
5、6枚アップしてお返しを楽しんでいるだけであっと言う間に時間が過ぎ
メンバーさんに遊びに行けなく終わってしまう事もありますよね。
 でも
長年やっていると、もう身体が日課の反応をするので
マイページ新着に上がって来るメンバーさんの新作アップだけは
コメントを残せなくともほぼ100%見させて頂いて刺激を受けております。
この先も皆さんの新着に沢山のアップが上がる事を楽しみにしています。
この先もどうぞ宜しくお願いいたします。

本日は「下から30枚」の面白さ、深さ削除の辛さや、消すだけでなく残したい色々がある事を
皆さんと分かち合いたく、久々にノート的コラム的ではありますが
撮らない時のフォトライフ記事としてのレビュー撮影記として上げさせてもらいました。


「下から30枚」は
僕の真のアベレージであり、僕の皆さんから見られている真の評価。
きっとこの先も。

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 その逆に
以前の僕のポートフォリオの一番ポイントが多かったのは
この一枚でした。

2009年当時はフルサイズ普及創世記でD700のピックアップや色々で持ち上げられ、
長い間トップページからのアクセスがあった事、創立記念夢フォトコンテスト記事からや
機材検索、レンズ検索、ポイント検索や色々から沢山見てもらえたおかげで
お気に入り登録が暴走し、何百というお気に入りと何ページにも渡るコメントを頂き
写真だけが一人歩きし、順列替えで見るポートフォリオの一番上に来てしまいました。
僕の中で大事な一枚だったけど、雑味も多いし、肉眼で見た感触が引き出せていないし
と、自分の中では反省点も多いものだったのも事実。
僕の中では適正な評価位置にいて欲しい一枚でもあり4年経ち、断腸の思いで削除しました。
他のものでも同様に入選やFeatured頂いたものより上に暴走したものもあったので
1度下げ、ちゃんとした評価場所に住めるよう再出してみています。

新たに仕上げてもう一度デビューし下から30枚とは違う位置に、
でも上からどの位置に住むのがこの写真の本当の住所なのかを確かめたくています。 


2013/02/17