シグマ 10-20mm F4-5.6 EX DC / HSM


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フォトライフを重ねると次の一本はどっちにイク?
望遠、マクロの追加、単焦点に行くか!、、
いやいや、もっと広い風景を撮りたいー。と、色々ですね。

最初の前提として僕のこの所有はPENTAXマウントで使用しているので
HSMのレビューは出来ない事をお断りしておきます。
他マウントユーザーだったり、今日時点の選択としては
純正の他にタムロンの選択もあり一層悩むものであっただろうが、
僕の購入した辞典では10mmの選択は唯一無二だったので決定打だったに過ぎない。
お使いの方や試写比較した方ならわかると思いますが、
広角端での10mmと12mmでどんだけ広さが違うか、この差で選ぶ方も多いはず。
それで良いんだと思います。
僕も試写で純正12mm、タムロン12mmと比較して、2mmの差を痛感したひとり。
その時点でタムロンから10-24が出ていたらそっちをチョイスしたかもしれない。
それが本音です。

沢山のレンズサンプル写真に憧れて最初のワンカットは
もしかして、だだっ広いだけの漠然とした風景を撮って、
あれあれ??こんなはずじゃないのに、、涙、、
と、感想を持った人が多いのではないだろうか(笑)
超広角の難しさと、うまい人が撮った広大さに憧れたカットとの差異に悩むはずだ。
そこから考えて使うようになって、
ワイドレンズの魅力たるものは何かに目覚めてから始めてこの面白さがわかるのだと思う。

画質的には周辺の流れ、周辺解像感にへこむと思います。
この辺がタイトルにある「アラ」の部分です。
それは標準レンズ感覚で絞りを決めるからで、このレンズに合う絞り込みも
自分で試写と勉強を繰り返して良いツボが見えて来るレンズでもありますね。
色乗り自体はシグマらしいとても良いものを持ってます。
僕的にも好みで満足の色が得られたと思います。
絞り羽根枚数で太陽を取り込んだ時などの光状は星形に出るので
夜景のネオンとかで好みにハマるとこのレンズばかりになる位ハマるでしょうね(笑)
ウニのように光状を望みたい方は検討し直しも必要でしょう。

そして
魅力の広さともう一つの魅力のパースですが、楽しいですねぇ、、、しみじみ。
もう一つの写真表現が広がる魅力に思います。

ワイドレンズこそ撮影者のセンスと表現したいもののどちらのセンスもアラも出る。
だから研究した構図や工夫した撮影を考えたりも出来て、
フォトライフに楽しさをプラスするには面白い良い一本ではないでしょうか。

上でも言いましたが、
好みが持ってるボディーメーカーや比較ライバルレンズで大分別れると思います。
合わない人には合わないと思います。
充分慎重な検討を試写をしてからチョイスして欲しいと思います。

そして、広角端の魅力は広い風景だけではありません。
寄れるレンズでもあって、寄って撮影しての背景の抜けとパースもまた魅力なのです。
添景を入れてのこのレンズでの撮影はパースの付き具合もあって難しい域なのですが、
描いたのもの以上の広さやパースが得られたときのワンカットは
まさにワイドレンズ冥利につきると言った感じで、
至福の一枚をコレクションに残せるレンズアイテムとなるはずです!♪

タイトルに銘した事は使えば痛感する事です。
使いこなせた時に得られるものもとても大きい魅力がこの画角にはあります。

 

 

 

 

cozy


2009/03/26 16:11:20