AF-S VR Zoom Nikkor ED 24-120mm F3.5-5.6G(IF)


 

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フルサイズの標準ズームレンズ、
Nikonユーザーの方は悩まれている事と思います。
Canon定番王道評価のF4通し的なものもないし、24-70は高くて手が出ない、
評判好評、しかも価格もそこそこ手頃なシグマの選択もある。
ただ、そこには最低でもコンデジ一台分の価格差もある訳で。
この価格、VR付きである事、高倍率と写りの両立、使い勝手。
D700には他にキットに適した玉が無い事でとか影の声も確かにあるが。

本音や実質では解像感の点、広角側の歪み、
確かに設計も発売日からひも解けば、VRの仕様も含め、古いレンズと言われる事は確か。
ただ、某雑誌のリサーチの中ではこういう実データもあって、
それはフィルムユーザーを含めた実際の愛用レンズである比率がえらく多い。
売却や買い足して24-70辺りに行った人を覗けば
フルサイズ、フィルム、APS-Cも含めて所有者が多く、圧倒的に実働している事。
つまり標準域である訳で、メイン使用の実人口が多いという裏付けにもなる訳です。

一枚を残せるかどうか、好みの画角て撮って帰って来れるか、
VRの恩恵と高感度メリットで、D700、D3にセットしたまま一本で
ブレ無い事も含めてどれだけの打率で帰って来れるかも考えると
値段の件もあって喜楽気軽である。
買えない高い良いレンズとの性能比較論だけではなく、
手持ちでブレすに、一本のレンズで作品に昇華出来るカットを幾つ持ち帰れるか、
そんな事も選択理由として該当させても良いのではないだろうか。

これがD3Xとなればオススメは決してしないが、
観光や旅先で片手でシャッターを切ったり、立ち止まらずのままのショット、
そう言ったものも含めて手ぶれ補正、付いているなら付いてた方が良いもんです。

ならば、28-300の選択肢は無かったのかと言えば、、、
僕は無かったですね。僕はですが。
広角端での4mmの差、お分かりの通り随分と違いますよね、世界観が。
200、300mmなら清くレンズ交換した方が良いでしょう。
だってNikonには最強のコストパフォーマンス、
プロも雑誌もオススメのVR70-300があるのですから。

ただこの24-120、あまり寄れません。
最短距離での倍率って実質どうか人によって大分解釈は違いますが
レポートとして記しておきたいと思います。

純正である事、高倍率である事、円形絞りである事、手ブレ補正である事。
あとの判断は広角側の歪みの許容での個人判断だとも思う。

D300と組み合わせても使った感想は玉の中心部を使う訳で
あれ?悪くないじゃんって感じでした。個人的に。


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2009/03/24の執筆です。
この当時、フルサイズが5DやD700によって
我々一般フリークの手にもようやく手に届くようになったそんな時代に書いた記事です。
このレンズもリニューアルされもっと良くなり、
ボディーもレンズも時代と共に進化し、
純正もサードメーカーも含めレンズバリエーションも豊富になり
209年当時はほぼほぼ一択なものだったけれど
2014年の昨今では随分と選択肢が増えましたね。

レンズは一生ものだと、、
フイルム時代は皆が口にしたものですが、
これからの未来は小型化、細分化、高画素化、高画質化が日進月歩です。
さて、この先の未来は
どんな風に進んで行くのでしょうかね。