X-Pro1 レビュー


 「ひゃぁ〜なんじゃこりゃぁ〜!」
第一印象の劇的なポイントアップは箱を開けた時から始まりました。
実に立派な、もう立派過ぎる程の素敵な箱なのですよ、これが。
良くわかる例えで言うと、腕時計等の箱のような、と、言えば判ってもらえるかと思います。
しかも箱のベロにはマグネットが仕込んであり、ハンドバッグとかのソレの造りにビックリ。

 

 地元のカメラ屋さんで、もう取扱説明書を見なくても扱える程に触りまくって
イイナイイナ、でも高いし、2マウントなんぞ出来ないし、自分の手で撮ってみたいと思い、
レビューワの応募にエントリーした訳でした。
カメラ屋さんでモニターを見た時点で
「良いモノ」「良い写真」「良いカメラ」の予感は実感に変わっていましたから
僕は東北在住で春の予感はまだまだ遠そうで詰まらなくていた矢先なので
この先ひと月が楽しみでなりません。

 立派な箱は本体だけでなくレンズにしても同様ですし、
今回僕がお借りするのは「XF35mmF1.4 R」と「XF18mmF2 R」の2本となります。
色んな事を順番に語っていきたいのでまずは充電待機しながら
フイルム歴や一眼レフでマニュアル操作が一通り出来れば読まずとも使えるカメラだけれど
取り説を眺めながら、おっとストラップ付けなきゃとかしながら
質感や操作やスイッチ、レバー、ダイアルの節度や感触を確かめます。

 ちなみにストラップもシックで似合う皮タイプ、なんら不満の出ない
機体に見合う質感とサイズ(太さ細さ)なもの、三角缶の吊り具にも皮タイプカバー付き
箱の立派さに何もかも評価ハードルが上がるけど、さすが細かい所まで抜かりないですね。

 早々に良い写真や作例を沢山上げれる訳も無いので、
今回は本体とレンズの質感と操作性を僕なりの感想で述べさせてもらおうと思います。

 まずは本体から。
露出ダイアル、シャッター速度ダイアルの節度感が実に適度なキツメで良いクリック感です。
シャッターダイアルにはロックボタンがありオート以外の時に固定なり、その他の時がフリー、
上に書いた通り実に確実な節度があるのでバッグ収納やちょっとしたハズミで動く事無いもので
実の好感の持てるもので、それは露出ダイアルにも同様の事が言えます。
ボタン系のスイッチ、十時キー等は、普通ですかね、ミドルクラス以上のカメラの感じです。
深さや軽さにバラツキもなく安臭さは全く無いです。
 ただ、ちょっと頂けないのはプッシュと回転を兼ねるコマンドダイアルですね。
他の操作質感が良いだけに、あれ?スッカスカだし節度も無いなぁというのが本音です。
このダイアルはクイックメニューの操作にも頻繁に使うのでちょっと残念と勿体なさを感じます。

 2本のレンズに共通しての写りは次回以後になりますが
操作感とか質感や感想的な方向で言える事を少し。
 基本的に何も不満無い質感の一行で済んでしまう感もあるのですけど。
トルク感も操作感も感触も実にほど良い粘りとスムーズさとがあって
絞りの刻みのクリック感も積極的に絞りを意識して撮影したくなるものです。
 ただ、ピントが電子式なのでマニュアル時の直接感を全く感じられないのは仕方の無い事。
逆に電子式としての副産物はピントの回転方向を右回転左回転を切り替えられますので
Canonでレンズを揃えていようがNikonでレンズを揃えていようが同じ回転に合わせられる、
そんなメリットもありますね。
 無理してレンズの製品アラをひとつ挙げるのならば、
カッコ良い質感も着脱感も良く、外れる心配もないし文句無いフードなのですが
僅かにガタがある事くらいで、このガタの質感も意外に上品で実際は文句には値しません。
おまけにレンスキャップのみならず、レンズフードにもキャップが付属する豪華さ。
何かひとつ本当のアラを挙げるのならば、そのフードキャップを無くしやすそう(笑)
コマンドダイアルの操作感の欠落とゴムキャップが外れやすい位しか探せなかったのが本音です。

何かと話題のファインダーと高感度については次回以降に深く探ろうと思います。
もちろん先鋭的な画質検証もせねばなりませんし興味ポイントの多いカメラですね。

 さて、何かひとつ実写作例を挙げていかなければなりません。

 車庫で愛車のルーフにガラスのくまちゃんを置いて試写してみました。
バックのストライプはシャッター、ヘッドライトで背景照明、主人公にはLEDライトを照射
設定はデフォルト、手持ち撮影。

自分の常のワークフローで試したいので現像はRAWファイルを付属ソフトでTIFF書き出し後
(残念ならがまだアドビでRAW対応していないのでTIFFにしました)
ライトルーム4にて素材判断史料と出来る範囲の整える程度の調整としています。

 ISOを1600で留めたのでSSが1/15秒と厳しかったですがシャッターショックが重いのと
ボディーも重いし剛性があるので気持ちビブレっぽい余韻が残りますが何とか。
トーンもカラーバランスも描写質感も、この先の撮影での「良い予感」がするものでした。

 私の山形県、僕の在住箇所はまだ田畑の土が見えない残雪が残ります。
春フォト、桜フォトをこのカメラと共に過ごして良い想い出を作りたくもありますが
今年の遅い春では全てを撮り終えないうちに返却期限が来そうで残念ですが
本音を言うとD800が出現してD700をメインとするユーザーには
切なく悩む季節になる感じがしていた矢先、良い宿題を頂いたので、
物欲を抑制するとても良い仲介役となってくれそうです。

 良いカメラってなんだろう?本当に自分の撮影に必要なもの、欲する部分は何だろう?
このカメラとの出会いは色んな思いを軌道修正させてくれる切っ掛けも貰えそうな予感。
そんな事を含め、フォトライフの何たるかも考えたくなるカメラな予感もありで、
実に良い機会で良いカメラとの出会いなので、
このカメラと色んな対話をトコトンしてみようと思います。

 冒頭で述べた通り、箱から始まり実に質感や品位に溢れ、
見た目だけでなく、操作質感も画質も評判も色んな方向から刺激と個性を感じる
メーカー側からも使う側からも
「写真の大事なもの」ソレが何かを感じさせてもらえるものと言えそうです。
そんな何かが色んなベクトルで込められたカメラの出現は実に嬉しい事と思いました。

 このカメラ、きっとね、
息子や娘、大事な人や家族、パパやお爺ちゃんで、長年写真大好きな
「あなたはほんと写真とカメラが大好きなのね」
と言われてる方に
大事な想い出や記念、メモリアルの節目やご褒美に差し上げたり頂いたりしたら
デジタルは消耗品と言わせず、一生の宝になるカメラだとそう思える
久々な「国産カメラ」かもしれないと
ボディーのファインダー脇の「MADE IN JAPAN」の文字に思いました。

数値の刻みが2000の次は4000となっていますが、じゃぁその中間はどうなの?って話しです。
これは背面のパラメータに矢印があり十時キーで追加の操作により
そのダイアルから希望の任意の数値へ変更する訳です。
バルブの手前のT(タイム)も数十秒単位のSSを十時キーで任意値を定める様式になっています。
アナログよりも細かい所まで追い込む際に超デジタルな操作となる訳すが、、汗(笑)
表面の表示しか出来ないのかと思われる方もあるかと思い報告させてもらいます。

 で、ちょっと思った事があります。
SS上限が1/4000で終わりな事です。
明るいF値のレンズの使用が前提な訳ですから、晴天下で絞り開放ではあっという間にピーク。
昔からのフイルムのように、そうした際はNDフィルターを使用して撮影を追い込む人も
今の時代やデジタルのテンポではいないような気もしますし
最新デジタル機器なのですから1/8000までは欲しかったように思います。

 

 

APS−CでのISO3200以上に誰が期待するでしょうか。

ISO5000で郊外の星空を撮ってみました。

 結果にビックリですよね。
RAWから純正ソフトで展開しTIFFで書き出して
ライトルーム4での調整範囲のみで仕上げたものです。
試験で明るい所で感度を上げたサンプルではわからないものが
こうしたシーンにはある事くらいわかっていても凄いですよね。
 もうひとつ特筆すべきは画角周辺において流れはあるものの
コマ収差(点光源のマルがジェット機みたいな三角になる現象)が無い事。
これってもっと高額なレンズでも結構出るだけに凄いと思いました。
ディテールが落ちると言っても極端な高感度ですしAPS-Cでと考えても
フルサイズの価格を考えてみても、、ですよね。

 参考に郊外夜景をベース感度でのものも抑えて見ました。
街灯りの部分のディテールもどえらく良いですよね。
また、それにもまして山峰の月明りの当たっている樹木の描写とディテール。

 

 普通、こうした遠景のものになると、
暗所がもっとモヤっとボンヤリになる事を想定していましたが
正直、前評判から高く植え付けられた期待を一歩越えるものがありますね。

やはりこのカメラの特徴的な機構を秘めたファインダーは
各誌でも各サイトでも語られている特徴的なものですが、
その前に一度手にして実際に撮影としてシャッターを試すと覚える感覚が
「視差」
でも、なかなかうまい調教がされていてOVFにおいてのブライトフレームの際はAF合焦で
その視差を修正補正し実像と合致する位置に構図したフレーム枠をスコンと右斜め下へ移動修正し
目で感じている位置からレンズが把握している実像へと修正される。

 このファインダーの位置関係との件ではもうひとつ思う事があって
それは「利き目」が右目か左目からでとても印象と使用感と違和感に個人差が出る事。
「縦一撮影撮影における際の上レリースか下レリースか」
の、どちらかによって印象が大きく変わるポイントでもあります。
ちなみに僕は利き目が左目で、縦レリーズは下派ですのであまり気にかからないポイントです。

 また、グリップと呼べるものが無いのもこのカメラの個性と特徴だが。
カメラをを持つ際に掴む行為の際に不意&不用意に触れる、
知らずに押されていたといった事をを撮影の度に起こしてしまっている。
きっと3ヶ月~半年使ってみてここは消化する部分だのだろうと思う。

 

 今回の作品のような情景の中では
デジタル特有の、ましてローパスを排除した精細な描写の線とトーンを出すカメラだと特に、
写真が、画質が描写が良いせいで「つるんとした」ものだと言う事を感じます。
写真の今日まで残されて来た歴史の中でのこうした画質って一番比較として
差異や違和感を覚えるのはこうした雰囲気の彩度の低いもの、トーンの浅いもの
それらの写真やモノクロにおける際のつるりとした感じだと思う。
 僕らの過去から今日までの見聞と経験からだと、本来もう少し現場にある
「空気の粒子感とフイルムから植え付けられたその粒子感」を思うからではないだろうか。
僕は良い事だと思うのだが、それが昨年から今年にかけて出て来たデジタルには少ない事。
僕はこのつるりとした感覚にまだ違和感はあるけど、
これは写真としての画質性能を突き詰めた結果でもあり、
これからの世代の人はここまでクリアでつるりとした画質を当たり前のデフォルトとして
ゼロからの経験を始める訳でこれからは写真界のひとつの流派や傾向のくくりとして
このつるんとし、かつ精細な線描写の傾向、方向性はきっと確立すると思う。

 

 ISO1000手持ちでこの描写とディテールとトーンとノイズなのですから
この先出て来るカメラのハードルが大きく上がってしまった事を痛感です。

 多少のRAWファイルの不具合とかがまだあるけれど
(内心、、もうめんどくさくなっているのが本音として零したい、、泣)
このカメラは間違いなく今年から先の色んな部分、ポイントとして
今年は幾機種もが高画素化に倍ペースの加速が掛かりそれが今後主流になりつつも、
もう一方で、この画素数位でモデルチェンジ頻度の緩やかな堅牢個性機種のジャンルも
写真界の時代や画質と質感と細分化してゆくカデゴリーのひとつの立ち位置を地固めし、
主流とは別の傾向の中での基準点としてカメラ全体のレベルの
刺激と質の底上げする火付け役の中の一台な事を痛感します。

 ここのところノンレフレックスカメラの主流と言えば
デジタルフィルター、アートフィルターらのエフェクトやギミックの豊富さだと思いますが、
実際GANREFを拠点とするユーザーさんの多くがそれを自分の個性として常用してるでしょうか?
きっともっと違うユーザー層のこのサイトのユーザー層と違う所で流行っている気もしますよね。
きっとそれは、作品ではなくて、フォトアートとしてイラストやグラフィックの
そういったジャンルの嗜好に近いのでしょうね。
一枚の写真を月日が経って振り返った時に、長く飽きずに見れるものに
そうしたギミックは逆効果で色褪せてしまいますものね。
だからこのカメラを選ぶ人の層には、それらが無い事は何も問題は無く、
逆にFUJIFILMカラーのフイルムのシュミレートの方が全然待望されるものだと想像もつきます。
僕の作例の中でもRAW撮影からカメラ内現像の際に(例の白飛び部分のRAW問題があるので)
このフイルムシュミレートを適用してJPEGを作るのが楽しくなって来ています。

「多重露出」
を遊んで楽しんでみたものから
作品に昇華させてみたものを紹介したいと思います。

 

 切っ掛けは、車でウロウロ撮影探しの遠回りをしていたのに
あげくの果てに雨がパラついて途方に暮れた国道沿道沿い待避所で雨宿り、
カメラのメニューをポチポチしていたのが切っ掛けです(笑)
設定はメニューに潜って2アクションで設定完了で何も迷う事は無いです。
後はただ2つの写真を脳内イメージと出来上がりの結果を
すり合わせる何度かのトライ&エラーだけかもしれません。
 このカメラでは2枚の多重しか出来ないけれど普及機によくある
撮れた写真から2枚セレクトして合成するものとは違う感覚で撮影が出来、
合成と多重露出では撮影のプロセスの結果論だけでなく最初の念頭が
撮る行為としてイメージ表現として多重露出でイメージを完成させる
被写体との向き合いや
「写真表現とはなんぞや」の部分のと
スピリッツに良い方向に作用するように思えました。

 

 ハイエンドカメラの幾つかのカメラにはもっと本格的な多重露出機能があって
多重枚数も明比やゲイン調整も多岐に調整出来るカメラもありますが
このカメラの場合2枚の単純簡易なものだけに逆に撮り手の腕が問われて
ある意味やってやろうじゃないか、的な意欲になるかもしれません。
 今回撮影でイメージしたのは、以前の撮影で白鳥さんが残していった一枚の羽を
カメラバッグに大事の撮っていた事と、常備のLEDライトがあった事と、
もうひとつの切っ掛けは、お借りしているカメラのレンズケースが黒い布地だった事。
白鳥の羽を黒バッグでライトを当てて夕の曇天の車内で助手席にセットして撮影出来た事、
で、車のガラスの水滴と2つを合わせたら素敵な世界になるぞとひらめいた訳です。

 

 あとはトライ&エラーの繰り返しだけです。
背面液晶で撮影してもファインダーで撮影しても一枚目の撮影が
これから撮影する画面またはファインダーに透過されるので
例えば今回の場合は白鳥の羽を先に撮影して後は車のガラスに近付けたり離したり、
羽のライトの当て具合や車のガラス水滴とその先との距離と露出をどう描くかの
色んな面でのコントロールの順列と組み合わせを掛け合わせな訳です。
 ハードルが高いように思うけれど、実はやり直しボタンがあり何度もトライ出来る事、
1枚目と2枚目のモードや絞りや画角や露出ももう組み合わせと思考は星の数程ですね。
この時にRAWモードで撮影していれば2枚目の撮影が決定した時点で記録されるので
その後にピクチャースタイル的な変更や露出もフイルムモードもコントラストもWBも
カメラ内RAW現像で出来る全ての調整を撮影後に神経質にならなくても平気です。

 取っ掛かりとして試してみるならば、1枚目と2枚目に
主題だけでシンプルなものと背景的になるもの選ぶなどが簡単そうですね
言い換えれば輝度差のあるヌケの良いものとその逆のものなどから
色んな組み合わせを考えるだけでも面白いかもしれませんね。
 こうした効果でよく紹介されるのは花火とか夜景とか天体的なものの撮影とか
FUJIのサイトの機能例でも例として分りやすい極端過ぎる組み合わせ(笑)の例だから
自分には関係ない撮影機能だなぁと思いがちでしょうが、
僕のようにひょんな切っ掛けで、つまらなくて終わる一日が楽しくなる事も
フォトライフの中では嬉しい発見で、かけがえの無い収穫となりますね♪

 簡単に一言で言えば、僕の中で良い悪い是否で言えば
「良い」に尽きるカメラとレンズでした。
このカメラを候補に選ぶユーザーの多くは
きっとコンデジからのステップではなく一眼やフイルムなど
大なり小なりフォトライフに重きを置く層が注目するもののはずで
それは画質の中の精細感や描写のディテール、線の出方やエッジのニュアンス
背景におけるボケの雰囲気や色彩の美しさと正確さなど
とても厳しい眼と基準判断で候補に挙げているはずです。
そして、僕も気軽に楽しむミラーレスとしてではなく
ハイクオリティーな作品を残せるカメラの念頭でレビューワに応募しました。

 結果として今日までのひと月間に僕の得た
このカメラで生み出せたものは実に後々まで残せるものを撮れました。
発売前の前評判から実に良いものだったし期待の大きさもありましたが
実際に使ってみて期待の大きい中で自分で撮ってみて評価してみても
その出来の良さは人に良いカメラだった?と聞かれた際に
「3本のレンズで足りるなら太鼓判推したいカメラの一台だよ!」と
薦められる一台に思いました。
 その前提の中には手ブレ補正の無い事もありますが
この件はISOオートの制御も良いので過剰に感度が上がる事も無く
実に良い感度アップステップしてくれるプログラムもあり
手ブレ補正の必要性を感じなく使用する事が出来ました。
 
  前回までのレビューで何度か言っていますが
操作やファインダー、電子ピントリング等の個性的な部分は
慣れればOK、他のカメラと違う感覚も所有感と拘りに加味する部分として
フォトライフのメンタルに良い方向で作用すると僕は思いました。

 

 また、
ちょっと個性的な設定やコンセプトで撮影に臨んでも良い結果を残してくれます。
例えばこの日は曇天にサクッとスナップする前提でハッとしたらスッと撮る(笑)
そんな時に良い設定は無いかと思い試しに
ISO1600固定、SS1/250固定のSS優先-2EVのローキーの設定固定で
面白げな情景探しをしました。
ISO1600の画質に不満の無い事と浅い絞りでも画質に問題ない事と測光の良さと
撮影前に露出が確認出来るメリットを利用して
本来なら何も撮る事無く終わる日を充実のフォトライフとして楽しむ事が出来ました。

 

 ローパスレスも話題の中のひとつですが
その中で「モアレ」に関してもメーカーで語ってる素子配列もあり
何一つ不満も不自由も無かっただけでなく、ローパスフィルターの無い事に
自分の所有カメラの描写と線の出方に、、、ちょっと切ない、、
やはり良く言われるディテールって、写真の画質だけでなく
色んな質感と品位にすごく簡単に説得要素や写真としての魅力の増す要素だと痛感しました。
捉えたいもの、見たいもの、見せたいものを
被写界の深く撮った写真の中でも、ピントを置いた所がわかってしまう位
このローパスの有無、効用ってきっとあって
この先の僕のカメラ選択のハードルを実に高いものにされてしまいました。

 

 



このレポートはひと月メーカーさんから借りた使用レビューからの

一部抜粋となっています。

 

 後に一部記事、写真が

デジタルカメラマガジン誌面

量販店の店頭配布パンフレットに撮影作例として引用されました。

投稿日:2012/05/14